吉田 啓祐(よしだ けいすけ)選手のハイエルボークロール
吉田 啓祐(よしだ けいすけ)選手。
現在18歳。
本当にすごい選手が出てきましたね。
将来が楽しみすぎます。
解説のロンドン五輪競泳男子400メートルメドレーリレー銀メダリストの松田丈志氏さんがハイエルボークロールについても解説されていて
吉田選手の肩甲骨の可動域がとても広かったことについて
「可動域があのくらい広くないとあのハイエルボークロールはできないんですよ」とおっしゃっていました。
ROKTAI的目線で
もっと言わせてもらうと
『 吉田選手の肩甲骨の可動域はなぜ広いのか 』
ってところです。
ちなみにストレッチだけしていてもなかなか柔らかくはなりません。
むしろ硬くなるパターンも多い。
肩甲骨が柔らかいというのは
そもそも可動域というか、
めちゃめちゃ動くなぁという感じなのですが、肩甲骨の動きを良くしたいなら肩甲骨にフォーカスを当てすぎないことです。
つまり
ハイエルボークロールに結果的になっているわけで、ハイエルボークロールにしているのではない、ハイエルボークロールになっている。
ここがミソです。
ハイエルボークロールが綺麗なのは、肋骨使いが上手な選手の特権なのです。
さらに全身正しく使えているから
肩甲骨が自動的に動く。
こうなれば良いです。
そうなれたら
推進力が生まれます。
真の肩甲骨使いの達人は
赤ちゃんの頃から
諸々の条件が揃い、始まっているので
吉田選手のように18歳でも歴然とした差が生まれます。
まずはハイハイを日常動作姿勢含めた歩き方に結びつけることができれば全てに通じてくるのです。
そして吉田選手の素晴らしい立ち姿を見ればわかりますが
よく言われる腹筋に力を入れろなんてことはしていません。
まさしく
上から吊るされたような感覚の立ち方のお手本。
これの真理を教えるのがとても技術がいるのです。
これから色んなトレーナーや指導者がさらに介入してくると思いますが、
体幹を固めろとか、体幹を固めろとか、体幹を固めろとか、のような指導はNGです。(大事なことは三回いう)
天然で良いものにぜひ余計なことはさせないよう願いたいです。
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